会社を辞めるときの手順と、辞める前に確認すること

日本で仕事を辞めるとき、辞めた後に困らないために、辞める前に確認しておくことがあります。在留資格、保険、年金、税金が同時に動くからです。

この記事では、手順と、辞めてから気づくと大変になることをまとめます。

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辞めるまでの流れ

  1. 上司に伝える。1か月以上前が目安(会社の就業規則を確認)
  2. 退職届を出す。会社の書式があればそれを使う
  3. 引き継ぎをする
  4. 健康保険証を返す
  5. 書類を受け取る

法律上は2週間前に伝えれば辞められますが、就業規則で「1か月前」と決めている会社が多いです。次の仕事の予定があるときは、この期間を計算に入れてください。

必ず受け取る書類

離職票雇用保険の手続きに使う。次の仕事がすぐ決まっていなくても受け取る
雇用保険被保険者証次の会社に出す
年金手帳または基礎年金番号通知書会社が預かっている場合がある
源泉徴収票その年の給与と税金の記録。確定申告や次の会社の年末調整に使う
退職証明書在留資格の手続きで求められることがある

源泉徴収票は退職後1か月ほどで届くことが多いです。届かないときは会社に連絡してください。

在留資格の手続き

就労のための在留資格で働いている人は、辞めてから14日以内に出入国在留管理庁へ届け出が必要です。次の会社に入ったときも同じく14日以内です。

インターネット、郵送、窓口のどれでもできます。

3か月なにもしないと危ない

就労の在留資格で、正当な理由なく3か月以上その活動をしていないと、在留資格を取り消される場合があります。次を探している途中であれば問題になりにくいですが、期間が空くときは早めに相談してください。

健康保険をどうするか

会社を辞めると、会社の健康保険は使えなくなります。保険証は返します。次のどれかを選びます。

  • 次の会社の健康保険に入る(すぐ次が決まっている場合)
  • 国民健康保険に入る(市役所・区役所で手続き。退職から14日以内)
  • 会社の健康保険を続ける(任意継続。退職から20日以内。保険料は全額自己負担)

何もしない、という選択はできません。日本に住んでいる人は必ずどれかに入ります。手続きをしないままだと、後からまとめて請求されます。

年金

厚生年金から国民年金に切り替える手続きが要ります。市役所・区役所で、退職から14日以内です。

収入がないあいだは、保険料の免除や猶予を申請できます。払えないまま放っておくより、申請したほうが有利です。

いちばん忘れられるのが住民税

住民税は去年の収入に対してかかります。辞めた後、収入がない月にも請求が来ます。

働いているあいだは給与から毎月引かれていますが、辞めるとその分を自分で払うことになります。金額が大きく、驚く人が多い項目です。

辞める前に、残りがいくらあるかを会社に聞いてください。最後の給与からまとめて引いてもらう方法もあります。

雇用保険(失業給付)

次の仕事を探すあいだ、条件を満たせばお金を受け取れます。ハローワークで手続きします。

自分から辞めた場合は、受け取れるまでに待つ期間があります。会社の都合で辞めた場合は早く受け取れます。離職票に書かれる「辞めた理由」で変わるので、内容が事実と違うと思ったら、その場で確認してください。

在留資格によっては、求職活動の状況が在留の審査に関わることがあります。詳しくは最寄りの窓口で確認してください。

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